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バランタインの歴史

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歴代のマスターブレンダーたち

ジョージ・バランタイン

1822年5月15日、13歳のジョージはエディンバラへ向かいます。それは、食料品と酒類を扱う商人アンドリュー・ハンターのもとで修業をするためでした。5年後、徒弟奉公を終えたジョージはエディンバラに食料品店を開き独立、徐々に事業を拡大していきます。
そんなとき、アンドリュー・アッシャーが熟成期間の異なるモルトを混ぜ合わせたウイスキーを製造。彼の苦心談を聞いたジョージにひらめくものがありました。モルトウイスキーとグレーンウイスキーのブレンドです。ブレンデッド・ウイスキーの可能性に興奮を覚えたジョージは、ウイスキーの新しい技術、ブレンディングという芸術の錬磨に打ち込み、独自のブレンドの完成を目指します。これがのちの〈バランタイン17年〉の礎となります。

ジョージ・ロバートソン

経営陣であり、卓越したウイスキーの鑑定家でもあったジェームズ・バークレーは1930年代に入り、「今こそ“究極”の年代もののブレンデッド・ウイスキーをつくる好機」と考えました。そこで、友人でウイスキー研究家でもあるジェームズ・ホーン、そしてマスターブレンダーのジョージ・ロバートソンと共に、モルトが完ぺきな熟成に達する酒齢について討議。
いくつかの蒸溜所でブレンド技術を身につけ、その間に驚くほど豊かな知識を蓄えていたジョージは、究極のスコッチには17年以上の熟成年数が最適であると判断。かくして、待望の“究極のスコッチ”が誕生します。その一瓶こそが〈バランタイン17年〉なのです。

ジャック・ガウディー

先代マスターブレンダーのジャック・ガウディーは1944年、雑用係としてウイスキー業界に入りましたが、1950年にはジョージ・ロバートソンのもとでブレンダーとしての修業を始めます。そして、モルトのわずかな変化も見逃さない彼の鼻は、ブレンダー人生45年のあいだに、いくつもの伝説的なエピソードをつくってきました。

ロバート・ヒックス

ロバート・ヒックスは、スコットランドのあらゆる蒸溜所のモルトウイスキーに精通し、それらの多種多様な組み合わせをきき分ける力で群を抜いています。4,000酒類の香りをかぎ分けるという彼に与えられたニックネームは“The Nose”。バランタインが誇るスコッチウイスキーを生みだす“偉大な鼻”と言えるでしょう。

サンディー・ヒスロップ

バランタインの長い歴史に、マスターブレンダーの名を記すのはわずか5名。
ロバート・ヒックス引退後、バランタインの数々の銘酒をつくりだす秘伝のブレンド技術は、2006年にサンディー・ヒスロップが引き継いでいます。