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Four Corners of Scotland

大自然の滴、バランタイン

4つの地域が織り成すハーモニー

バランタインには、スコットランドのエッセンスが凝縮されている。
豊穣な大地で実った大麦、清冽な水、原野から切り出されたピート、樽の中にしみ込むスコッチ・ミストや森の香り・・・・・・。マスターブレンダーがその繊細な鼻できき分けているのは、自らが生まれ育った故郷の自然そのものなのである。

バランタインには、スコットランドの4つの地域でつくられた個性豊かなモルト原酒がブレンドされている。その数はなんと、40種類以上。バランタインは、個性豊かなモルト原酒の香りと味わいが奏でる交響曲であり、スコットランドの塊そのものだ。だから、バランタインの複雑な香りを楽しむことは、スコットランドの風景やその精神を愛でることと同じ意味を持つのである。

最後の原野

スコットランドほど古く、多彩な地層を持つ土地は世界でもまれだ。スコットランドの大部分は、いまだ原野である。7万9千平方キロにも及ぶ面積は、ヨーロッパに残された最後のものともいわれている。この広大な土地に広がる大自然の魅力に誘われ、多くの人々が静けさとやすらぎを求めてこの土地に足を踏み入れる。そして、釣りや鹿狩り、登山などを存分に楽しむのである。

ハイランド

5億年前に形成されたハイランド地方は、地球最古の岩層を持つとされている。6千年前、スコットランド最後の活火山が鎮まり、あとにはドラマチックな風景が残された。そして、悠久の時の流れで氷河が窪地をつくり、そこに溜まった山の水は数々の美しい湖となっていった。

ハイランドの岩がちな原野には、ヒースと呼ばれる灌木が群生する。湿原に多く見られるこの植物は、白やピンク、時には青い花を咲かせ、晩夏ともなれば山の斜面を色とりどりに埋め尽くす。それゆえ、ここで切り出されるピートにはヒースが含まれていて、ウイスキーに明快な花の香りをもたらしている。
この地で育まれたモルトウイスキーは、芳醇な香りの高さを特徴としている。湖から引いてくるピュアな仕込み水と、花の香りを持つピート。最高の原酒を生む条件がここには完璧にそろっているのである。

ローランド

ハイランドの南側、イングランドとの境界線までがローランドと呼ばれる。首都エディンバラを擁する、スコットランドの政治・経済の中心地だ。エディンバラから南にはなだらかな丘陵が続き、水はけのよい砂岩が広範囲に広がっている。ここは南部高地とも呼ばれ、農業が盛んな地域である。

ローランドには、アイリッシュウイスキーにならって3回蒸溜を行っている蒸溜所もある。ローランドのモルトは、繊細で爽やかな香味が特徴である。

スペイサイド

バラエティー豊かなモルトウイスキーの産地、スペイサイド。現在、スコットランドのモルト蒸溜所の半数がこの地域に集中している。スコットランド3大河川のひとつに数えられる清澄なスペイ川の水は、世界に名だたるシングルモルトを生むマザーウォーターだ。この地域の土壌は独特で、先カンブリア時代の岩や沖積土からなる。これらは、数百年という時間をかけて河口に堆積した砂礫まじりの土。つまり、スペイサイドはかつて海に覆われていたのである。渓谷が多い深い森に囲まれたこの地からは、華やかで豊かな香味のモルトウイスキーが生まれる。

アイラ島

ヘブリティーズ初頭の最南端に位置するのが、アイラ島だ。人口3千人足らずのこの島は、偉大なるシングルモルトウイスキーの産地として、ウイスキーファンの聖地となっている。
この島の蒸溜所はいずれも海辺に立っており、それがウイスキーに潮の香りを思わせる独特な個性をもたらしている。この島の水は海藻を多く含んだピート層を通過しているので、ヨードのようなフレーバーがある。何千年もの間、海藻をベースに堆積したピートなので、そのなかのヨウ素が今も残っているのである。さらにアイラのウイスキーは一般に、大量のピートを長時間炊き込む麦芽の乾燥方法で知られている。潮の香りと強烈なスモーキーフレーバーが、アイラモルトの特徴だ。